需給動向 海外 |
トウモロコシ消費見込みが前月予想に比べ減少
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米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は4月9日、2014/15穀物年度(9月〜翌8月)の国内外の主要農作物需給見通し「World Agricultural Supply and Demand Estimates」を公表した。なお、米国のトウモロコシは、既に収穫が終了している。 消費量の減少見込みにより、期末在庫を前月予想から上方修正 2014/15年度の米国のトウモロコシ生産量は、収穫面積および単収ともに前月値が据え置かれ、前年度比2.8%増の142億1600万ブッシェル(3億6109万トン)とされた(表15)。 消費量は、12月〜2月の飼料向け仕向量が前年に比べ減少したことを反映して、同2.7%増の118億4500万ブッシェル(3億86万トン)と下方修正された。輸出量は、同6.1%減の18億ブッシェル(4572万トン)と据え置かれた。 期末在庫は消費量の下方修正により、同48.3%増の18億2700万ブッシェル(4641万トン)となった。生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.55〜3.85ドル(430〜466円)と見込まれる。
(調査情報部 平石 康久)
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