● ● ● 卸売価格は前年同月比、前月比ともに下回る ● ● ● タイ農業・協同組合省によると、ブロイラーの2月の生産量は前年同月比45%増の7千5百万羽となった。先月より約3百万羽減少したものの、昨年6月以降7千万羽台の生産量が続いている。 図1 卸売価格と生産量
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資料:タイ大蔵省 |
タイ農業・協同組合省畜産開発局(DLD)は、国内における家きんに対する感染症予防を強化するため、家きん飼育業者向けのコンパートメントシステムの導入を計画している。
本システムは、家きんの飼育場所を他の動物から明確に区分するなど、家きんの移出入管理、農場内の衛生管理などに重点を置いたものとなっている。DLDは、鳥インフルエンザ(AI)対策マニュアルを作成の上、関係業者への通知を行うとしている。
また、DLDはAI感染防止を進めるため、5月より過去のAI発生個所を中心に殺菌剤の散布を実施している。
これらのAI感染防止対策を進めることにより、タイ政府はタイ産家きん肉の安全性を強調し、貿易相手国への輸出促進につなげたい意向である。
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