● ● ● 平均生体重の増加によりブロイラー生産量は前年と同水準に ● ● ● USDAによると、9月のブロイラー生産量は、前年同月比2%減の133万9千トンとなり、第3四半期のブロイラー生産量(可食処理ベース)は、前年同期比0.1%増の約406万トンとなった。第3四半期のと鳥羽数は、前年同期比1.1%減の約22億4千万羽となっていることから、ブロイラー生産量は、主に平均生体重の増加によって前年並みの水準が維持されたと考えられる。 と鳥羽数と平均生体重の推移
● ● ● ひなふ化羽数は、前年同月を下回って推移 ● ● ● 2006年の上半期において、鶏肉価格が前年同月を10%以上下回る水準で低迷したため生産が抑制され、ひなふ化羽数は、4月以降前年をわずかに下回って推移している。8月のひなふ化羽数は、前年同月比0.4%減の8億9百万羽となり、8月までの累計は、前年同期比0.6%減の63億5千万羽となっている。しかし、USDAは、今後、短期的見通しにおいて穀物価格が軟調に推移することやブロイラー価格の上昇を見込んでおり、これらの要素に後押しされて鶏肉生産量が上昇する可能性も指摘している。 ひなふ化羽数の推移
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