● ● ● 卸売価格は高値で推移も、輸出量は増加 ● ● ●米国農務省(USDA)によると、2007年上半期(1〜6月)のブロイラー輸出量は、前年同期比3.9%増の121万トンとなった。2007年上半期は、ブロイラーの生産量が前年同期比で2.7%減少したことから、ブロイラー卸売価格(12都市平均丸どり価格)も9カ月連続で前年同月を上回って推移している。 米国のブロイラー輸出の最大マーケットであり、骨付きもも肉(レッグクォーター)の主要輸出先であるロシア向けは、2007年は骨付きもも肉(レッグクォーター)の卸売価格が前年を3割近く上回る高値で推移しているものの、2007年上半期の輸出量は前年同期を10.5%上回った。 また、直近の8月の骨付きもも肉の卸売価格は、前年同月比28.6%高の1ポンド当たり50.2セント(キログラム当たり129円:1ドル=117円)と高値を維持していることや、ロシア国内での家きん肉生産量の増加から、今後のロシア向け輸出量は減少することが予測される。 骨付きもも肉(レッグクォーター)卸売価格の推移
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