ロシア・中国向け輸出量が増加米国農務省(USDA)によると、ブロイラー輸出量は、2007年6月以降前年同月を上回って推移しており、同年9月は前年同月比35.1%増の22万6千トンとなった。この結果、2007年第3四半期の輸出量は前年同期を21.9%上回る67万7千トンとなった。 仕向け先別に第3四半期の輸出量を見ると、米国にとって最大の輸出先であるロシア向け(25万7千トン:前年同期比29.6%増)および、輸出第2位の中国向け(9万2千トン:同121.4%増)の伸びが全体の輸出量の増加を後押ししている。USDAは、これら主要輸出国に加え、9月の輸出量の増加の要因として、アンゴラやカリブ諸国向けの増加を挙げている。 なお、ロシア向け輸出の主力製品である骨付きもも肉(レッグクオーター)の10月末在庫量は前年同月比17%減の約3万トンとなり、8月末以降前年同月を下回って推移している。 第3四半期ブロイラー国別輸出量
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