ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年11月18日号(通巻316号)


イギリスのダチョウ肉産業(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 11月13日発】ダチョウは、従来、皮革や
羽毛の生産を目的として飼育されてきたが、最近では食肉としての用途も定着し
てきた。消費者は、レッドミートの風味とホワイトミートの健康的なイメージの
両者を満足させる食肉として、ダチョウ肉を受け入れているようである。


米、地方裁判所がMMO制度は不公平と判決(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 11月13日発】 連邦地方裁判所は、今般、ミ ルク・マーケティング・オーダー(MMO)制度のクラスT上乗せ価格の積算根 拠が、不公正かつ差別的であるとの判決を下した。新農業法に基づくMMO制度 の改革案の発表が間近に迫っているだけに、今後の展開に大きな影響を与えるも のとみられている。
豪州大手牛肉と畜業者に不当廉売の疑い(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 11月14日発】豪州国営(ABC)ラジオ局 によると、国内最大手の牛肉と畜加工業者AMH社に、不当廉売による独占禁止 法違反の提訴問題が浮上している。クインズランド(QLD)州に所在すると畜 場を中心に、ここ数ヵ月、牛肉販売による逆ザヤから、経営環境が著しく悪化し ているとの声が上がっており、これを受けて連邦政府が調査を開始したとされて いる。
国内酪農の保護水準を強化、インドネシア(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 11月13日発】インドネシア政府は、国内 酪農家および乳業産業の健全な育成を図るため、97年上期に引き続きミルクレ シオを、対外的に約束している下限割合まで引き下げた。この引き下げにより、 国内保護の水準は最大となり、急速に拡大する乳製品需要に対し、国内生産の早 急な拡大が求められている。
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