ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年5月26日号(通巻339号)


EUが豚肉の輸出補助金交付を再開(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 5月21日発】EU豚肉管理委員会は5月13
日、約2年ぶりに豚枝肉および骨付き豚部分肉に対する輸出補助金の交付を再開す
る決定を行った。これは、最近の豚肉価格の下落に対して、加盟国からの要請によ
り取られた措置である。


米生産者団体、チェックオフ制度の全体投票を要求(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 5月21日発】 現在、米国の牛肉および豚肉価 格は、生産量の増加などから低迷している。このような中、地方の生産者団体な どは、チェックオフ制度が中小規模の生産者に恩恵を与えていないとして、制度 の継続を問う全体投票を呼びかけるキャンペーンを開始した。
再編続くニュージーランドの酪農協(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 5月22日発】このほど、南島に所在する二つ の酪農協の合併が発表された。ニュージーランド(NZ)の酪農協は、近年、経 済的な要因から大幅に集約化されてきたが、最近は、上部団体であるデイリー・ ボード(NZDB)の組織見直しが合併を後押している側面もあり、今後の動き が注目されている。
タイの鶏肉輸出、98年第1四半期は5割増(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 5月21日発】タイ鶏肉業界団体がまとめ た98年第1四半期の鶏肉の輸出数量は、前年同期比で5割近い大幅な増加とな った。このうち、日本向けは、これまで減少傾向が続いていた冷凍鶏肉が大幅な 増加となったが、順調に拡大していた鶏肉調製品は、わずかな減少となった。
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