ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成16年11月16日号(通巻650号)


◎オランダで家畜飼料からダイオキシンを検出 (full story)

【ブリュッセル駐在員 山ア 良人 平成16年11月12日発】 オランダ農業・自然・食品安全省(LNV)フェー
ルマン大臣は11月4日、オランダにおいてジャガイモの副産物からダイオキシンが検出された問題につ
いて、経緯や対策などに関する文書を公表した。なお、今回検出されたジャガイモの副産物を飼料とし
て利用した畜産農家の動物および動物由来の製品については、出荷制限措置が講じられた。



◎米国食肉輸出連合の定期会合開催される (full story)

【ワシントン駐在員 犬飼 史郎 平成16年11月9日発】 米国食肉輸出連合(USMEF)のセング会長は11
月3日から5日の日程でニューメキシコ州で開催された定期会合において、最近の食肉輸出をめぐる状
況のうち、BSEによる米国産牛肉の貿易再開問題について、輸入国の市場に配慮した対応が重要との
考えを示した。また、日本向け市場について「調和(Harmonious)」と「つつましさ(Humble)」をテ
ーマとした米国産牛肉の信頼回復のためのプロモーションの実施を検討したいとした。


◎中国、2005年7月をめどに豪州産食肉の輸入制限撤廃へ(豪州) (full story)

【シドニー駐在員 井上 敦司 平成16年11月10日発】 豪州連邦政府のトラス農相とベール貿易相は11
月9日、豪州産牛肉の輸入に関する品質管理や検疫の問題について、中国政府が豪州の食肉加工場で行
う食肉検査システムを受け入れることに同意したことから、今後、中国向け牛肉や羊肉などの食肉輸出
量の増加が期待できると共同で発表した。

○日米BSE協議の政府及び業界の反応

◎乾期に向けて鳥インフルエンザ対策を強化(タイ)(full story)

【シンガポール駐在員 木田 秀一郎 平成16年11月12日発】 タイ政府は乾期に入るこの時期の鳥インフル
エンザまん延防止対策として全国6カ所に病理検査施設を新設するなどの対策を開始した。タイなどイ
ンドシナ半島全域ではこの時期、渡り鳥の飛来が多くみられるなどの理由でまん延のリスクが高まると
される。

○対日EPA協議


◎SISBOV登録の義務付けは輸出向けのみ(伯)(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成16年11月10日発】 ブラジル農務省が10月29日付け官報で公布した
訓令第77号によると、牛(水牛を含む)の個体識別制度(SISBOV)への登録義務は輸出向け牛に
限定され、輸出認定を受けた食肉パッカーでと畜される牛の全国データベースへの登録期間は40日間以
上となった。

○今年最後のワクチン接種を実施

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