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週報「海外駐在員情報」

平成18年2月7日号（通巻706号）

◎ＥＵ農相理、バイオマス行動計画について議論(full story)

【ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ駐在員 山﨑 良人 平成18年２月１日発】ＥＵの農相理事会は１月23日、欧州委員会が発表した
バイオマス行動計画の農業に関する分野について意見交換を行った。2005年12月に公表された同行動計画
は、化石燃料の依存を減少させ、温室効果ガスの放出を削減し、農村地域での経済活動を促進することを
可能にするものとして、最近の欧州でのエネルギー問題もあり、メインの議題として取上げることとした。

◎米国食肉団体、米農務長官へ謝罪の書簡を送付(full story)

【ﾜｼﾝﾄﾝ駐在員 唐澤 哲也 平成18年２月１日発】 ローズマリーＮＭＡ執行責任者は１月22日、輸出条件
に反する製品が輸出されたことにより、日本において米国産牛肉の輸入が一時停止されたことを受け、ジ
ョハンズ米農務長官あて今回の過ちを謝罪するとともに、国際的な信頼の回復などのためＵＳＤＡへの協
力を約束する内容の書簡を送付した。

○メキシコ向け骨付き牛肉の輸出再開

◎豪州の食品産業の現況(full story)

【シドニー駐在員 井上 敦司 平成18年２月１日発】　豪州農漁林業省（ＤＡＦＦ）は2006年１月下旬、
「豪州の食品統計2005」を発表した。それによると、2004/05年度の農業生産額（漁業含む）は前年度比
３％減の313億豪ドル（２兆8,170億円）となった。一方、豪州の食品（飲料含む）小売総額は前年度比
3.5％増の918億豪ドル（８兆2,620億円）となった。また、食品輸出額は同９％増の240億豪ドル（２兆
1,600億円）、輸入額は同10％増の65億豪ドル（5,850億円）となった。食品輸出額は、豪州全体の商品
輸出額の19％を占めている。

◎2006年も食肉生産の増加を見込む（ベトナム） (full story)

【ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ駐在員 斎藤 孝宏 平成18年２月２日発】ベトナム農業・農村開発省（ＭＡＲＤ）は１月上旬、
2005年の農林水産物の生産概況と2006年の生産予想を公表した。それによると、2005年の食肉生産量は生
体重量ベースで285万トンと前年を12.3％上回った。また、2006年に関しては318万トンとなり、前年を約
11％上回る見込みとしている。

◎ブラジル養豚協会、全国的な養豚振興を本格的に開始(full story)

【ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ駐在員 犬塚 明伸 平成18年２月１日発】ブラジル養豚協会（ＡＢＣＳ）は１月24日、養豚関
連産業全体の振興を図るイベントにおいて、「養豚友好企業 – ＡＢＣＳ」のマーク導入を発表した。企
業は毎月資金協力することにより、マークを製品に貼り付けたり、宣伝に使用したりすることができる。
またＡＢＣＳはこの資金を養豚振興などに利用するとしている。

○アルゼンチン、牛肉輸出を管理

週報「海外駐在員情報」

平成18年2月7日号（通巻706号）

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