ブラジルの最大手食肉処理業者であるJBS-Friboi社は3月4日、米国のNational Beef社(2007年の処理頭数は牛約390万頭)とSmithfield Beef社(同190万頭)、および豪州のTasman社(牛および羊270万頭)の買収を公表した。
3社の取得額は12億7,500万ドル(1,339億円:1ドル=105円)に上ると見られている。
今回の買収は、昨年のSwift Armour社に続くFriboi社の国際化計画に沿ったもので、「今回の取得により、米国および豪州における食肉の生産・販売拠点を持つことになった」と同社のバティスタ社長は述べている。
これにより、Friboi社の世界の牛肉市場におけるシェアは10%に達すると伝えられている。