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来年度のは種面積は、トウモロコシ、小麦が減少、大豆が増加(アルゼンチン)

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来年度トウモロコシのは種面積はかなり減少

 アルゼンチン農牧漁業食糧庁(SAGPyA)は、来年度(2008/09年度)のトウモロコシのは種面積について、360万〜380万haと見込まれると発表した。これは今年度のは種面積に比べ6〜11%のかなり減少となる。降雨不足による水分不足の懸念からは種を控えたことや6月からトウモロコシの価格が下がっていることが理由であるとみられる。
(表1)トウモロコシの生産状況
(図2)主要穀物のFOB価格の推移
 アルゼンチン政府は、需給表を公表していないことから、米国農務省FASデータベースを基に、2008/09年度のトウモロコシの需要を見ると、穀物肥育や乳量向上のため配合飼料の利用が増えていることから、飼料の国内需要が増えるとしている。一方、予測された生産量を達成するためには、は種面積が減少していることから、天候に恵まれるなど単収向上が必要になる。
(表2)トウモロコシの需給表

来年度小麦のは種面積は大幅な減少

 また、来年度の小麦のは種面積について、450万haと見込まれると発表した。これは今年度のは種面積に比べ、23%の大幅な減少となる。降雨不足と霜害、農業ストの影響による農業資材の納入の遅れなどが理由であるとみられる。
(表3)小麦の生産状況
 同じく2008/09年度の需要を見ると、フスマの国内需要は少ないため、生産量減少による影響は少ないと見られる。一方、主要輸出先であるブラジルは、これまで年間600万トンの小麦をアルゼンチンから輸入してきたことから、カナダやオーストラリアから輸入により補うものと見られる。
(表4)小麦の需給表

来年度大豆のは種面積はかなり増加

 このようにトウモロコシ、小麦ともは種面積が減少する理由としては、これまで挙げた天候要因以外にも、種子費や肥料費などの農業資材費が上昇していることも一因であるとみられる。トウモロコシや小麦に比べ肥料費が安く、またトウモロコシに比べ栽培に必要な水分量も少ないことから、来年度のは種面積は9%とかなり増加するとみられている。
(表5)大豆の生産状況
 同じく2007/08年度の需要を見ると、生産量に対する国内需要量は7%であり、多くは中国向けに輸出すると予測している。
(表6)2007/08年度の大豆の需給表
【松本 隆志 平成20年9月4日発】
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農畜産業振興機構 調査情報部 調査課 (担当:藤原)
Tel:03-3583-9805



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