英国の畜産および食肉振興および需給情報の提供などを行っていた英国食肉家畜委員会(MLC:Meat and Livestock commission)は、同国の農業や園芸に関する団体の組織改編により新たに設立される団体に統合されることから、3月31日をもって41年の歴史を閉じた。
新たに、英国における食肉(牛、豚、羊)、酪農分野、馬鈴薯および園芸の効率性や競争力の向上を目的とする、農業・園芸開発委員会(AHDB:Agriculture and Horticulture Development Board)が4月1日に設立された。今回の再編は、これまで個々に活動を行っていた各分野の団体の業務を一括して管理運営を行い、業務の効率化を図ることにより横断的な知見で英国農業のより一層の発展をさせることをねらいとしている。
なお、MLCの活動内容はすべてAHDBに継承されている。