ホーム > 畜産 > 海外情報 > 2008年 > 欧州食品安全機関が中国産チョコレートなどの摂取に関するリスク評価を緊急実施
中国産牛乳・乳製品のEU域内への輸入はEU規則により禁止されているものの、貿易統計上相当量のビスケットや菓子類(チョコレート)が中国からEU域内へ輸入されており、各加盟国当局および輸入業者は、輸入したこれらの食品 にメラミンが含まれているかどうか確認するよう求められている。 これまでのところ、EU域内にメラミンを含む食品が輸入されたという事実は確認されていない。しかしながら、欧州委員会は、中国における乳児用粉ミルクおよびその他の乳製品についてのメラミン混入に関するデータの提供を受けており、このデータに基づき、メラミンを含む牛乳・乳製品から製造されたビスケットや菓子類(特にチョコレート)の摂取により、最悪のケースを想定した場合、EUの消費者がどのような影響を受ける可能性があるのか評価を行うことが適切である。 |