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EUにおけるBSEモニタリング検査の対象月齢の見直しの議論が始まる

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新規加盟国を除くEU15はBSE検査対象月齢を48カ月齢以上に引き上げ可能となる方向

 10月14日に開催された食品チェーンと動物の健康に関する常設委員会(SCoFCAH)において、BSE モニタリング検査の対象月齢の見直しの議論が開始された。これは、欧州食品安全機関(EFSA)が本年7月に公表したリスク評価結果(既報:http://lin.alic.go.jp/alic/week/2008/eu/eu20080722.htm)を受けたもので、現時点では、SCoFCAHにおいて欧州委員会より示された見直し案の詳細は公表されていないが、関係者によると、
  • EFSAの報告書を受け、食用に供される「健康と畜牛」に対するBSEモニタリング検査の対象月齢の下限を現在の30カ月齢から48カ月まで緩和
  • この緩和は、飼料規制(フィードバン)順守やBSEモニタリング結果の蓄積により、月齢を緩和しても問題ないとされる加盟国から申請があった場合に認められるという方式
  • 従って申請要件を満たすのはEU15となり、新規加盟国は、もう少しデータの蓄積が必要
  • 対象月齢の変更は、最短の場合、2009年1月より適用される見込み
との模様である。

 死亡牛のモニタリングについては、現在24カ月齢以上が検査対象となっているが、前述のEFSAの報告書では、検査対象月齢を48カ月齢以上に引き上げるオプションが示されており、「健康と畜牛」と同様、死亡牛などの「リスク牛」に対する検査についても、検査対象月齢が48カ月齢以上に緩和される可能性がある。

 今後は欧州議会での議論を経て、来年早々にも、EU15に属するいくつかの加盟国において、BSE検査対象月齢が48カ月齢以上に引き上げられることになる見込みだ。
【前間 聡 平成20年10月16日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 調査課 (担当:井上)
Tel:03-3583-9535



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