ホーム > 畜産 > 海外情報 > 2009年 > 2009年の豚肉生産は前年に引き続き減少と予測(EU)
ドイツ | : | 2008年は、飼養頭数は減少したものの、その落ち込みを生産性の向上や生体豚の購入により補った結果、生産量は前年比2.5%増の511万トンとなった。この傾向は2009年も続くとされており、生体豚購入頭数は前年比10.8%増の1,280万頭と予測している。生体豚購入頭数のと畜頭数に占める割合は、2009年第1四半期は11%と前年同期を上回っている。また、ドイツでは欧州における第三国向け製品の生産拠点になる傾向がますます強くなるとしている。 |
スペイン | : | 2009年は、失業率の悪化による食糧需要の低下や、輸出補助金がゼロとなって以降の輸出の落ち込み、新型インフルエンザの影響を理由として、生産農家の負債の増加や離農など危機的状況になるとしており、この影響により生産量は減少するとしている。 |
フランス | : | 2007年以降、繁殖めす豚の飼養頭数は減少したものの生産性の向上により生産量は安定していたが、他国同様、経済・金融危機による世界的な需給の緩和により、2009年の生産量は減少するとしている。 |
ポーランド | : | 枝肉卸売価格は2009年も好調としており、前年比17%上昇するとしている。また、2009年の生産量は、他国同様、経済・金融危機による世界的な需給の緩和により減少するとしている。 |
デンマーク | : | 当初、危機的な落ち込みを見せるとしていた飼養頭数は、繁殖めす豚頭数の増加により2009年4月に落ち着きを取り戻していることから、2009年の生産量は、前年に比べわずかな減少にとどまるとしている。 |