チリ養豚生産者協会(ASPROCER)は3月4日、ホームページ(HP)上で2月27日未明にチリ中南部で起きた地震による豚肉産業への影響について、コメントを発表した。
ASPROCERからのコメントの概要は、以下の通り。
- 中・小規模の養豚場を中心にインフラなど一時的な損害が見られた。最大の問題は、電力、水、飼料および資機材の供給不足である。解決に向けた対応を検討しており、数週間で通常の生産レベルに回復できる見込み。
- 豚肉処理施設はインフラに支障がないため、電力供給が再開され次第、国内市場への豚肉供給は正常化するものと期待される。
- 各輸出企業は、外国の顧客との契約を守るため、輸出への影響を最小限に抑えるよう必要な対策を採っている。