飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

4 月−2,024,551トン(2.9%)

・4月からの価格引き下げもあり、ブロイラー用を除き前年同月を上回る。肉豚
 用、肉牛用は、それぞれ8.3%増、7.9%増と高い伸び率。

・卸売価格が低迷するブロイラー用は、4.1%減と減少傾向続く。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

5 月−18,206円/トン(▲4.3%)

・ 9 年 4 月以降、シカゴ相場の低下等から前年同月を下回って推移。
・前月に引き続き、18,000円台。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

3 月の配合飼料工場渡価格(全畜種加重平均)−39,987円/トン(4.5%)

・1〜3月期の価格改定により、前月に引き続き、前年同月を上回る。
・1〜3月期は、配合飼料価格安定制度による補てん(2,400円/トン)が実施。


トピックス
配合飼料価格、据え置き

◇図4:とうもろこしと副原料の輸入価格(CIF)◇

 10年7〜9月期の配合飼料価格について、全農は据え置くことを決定した(6
月22日)。

 その背景には、@為替は、円安傾向にあるものの、Aとうもろこしのシカゴ相
場は、主要輸出国の豊作、アジアでの需要減から弱含み、B大豆油かすは豊作見
通し等から下落していることがある。

  7 〜 9 月期の価格は、前年度末価格を下回ることから、配合飼料価格安定制
度による補てんは行われない。


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