鶏卵

◇図1:鶏卵の生産量◇

7〜9月―606,620トン(▲2.7%)

・前年同期をわずかに下回った。
・今後の生産指標となる11月の採卵用めすひなの出荷羽数は、前年同月をかなり大きく下回る
  8,423千羽(▲2.6%)。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、11月1%、12月2%、1月▲10.0%(11月上旬聞き取り)と
  なった。

◇図2:鶏卵の入荷量(東京)◇

10月―8,632トン(▲9.9%)

・供給不足となり、前年同月をかなりの程度下回った。

11月―8,965トン(7.7%)

・価格が高騰していることから入荷が集中した。
 農林水産省「鶏卵市況情報」による。この入荷量とは、鶏卵市場(鶏卵荷受会社をいい、東京は
 3社対象)に産地の生産者、集出荷団体および集出荷業者等から入荷した量をいう。

◇図3:鶏卵の輸入量◇

10月―14,086トン(40.5%、殻付き換算)

・鶏卵の生産量が停滞し、国内の卵価が高騰したことから、卵黄粉、卵黄、卵白の輸入量が前年
 同月を大幅に上回った。

◇図4:鶏卵の卸売価格(東京・M)◇

10月―204円/kg(35.1%)

・供給不足となり、高水準が続いている。
・標準取引価格は、199.48円/kgで、補てん金なし。

11月―256円/kg(54.2%)

・標準取引価格は、246.58円/kgで、補てん金なし。
 補てん単価=(基準価格159円−標準取引価格)×0.9


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