需給動向 国内

◆鶏 卵◆

小玉が多い中、相場動向に注目


◇絵でみる需給動向◇


  全農「畜産販売部情報」によると、22年8月の鶏卵卸売価格(東京・M)は、キログラム当たり166円(同5.5%高)、また、速報値によると、9月は同193円(同2.7%高)となり、6カ月連続で前年を上回り、前年度に比較して変動が激しいものの、堅調に推移している(図6)。

  一方、農林水産省「鶏卵市況情報」によると、22年8月の鶏卵入荷量(東京)は、9,136トン(前年同月比1.9%増)となった。また、速報値によると、9月は8,651トン(同12.9%増)と、堅調な相場を反映して2カ月連続で前年を上回った。

注)入荷量とは、鶏卵市場(鶏卵荷受会社をいい、東京は3社対象)が産地の生産者、集出荷団体業者等から入荷した量

  入荷量については、生産者による計画生産の他、猛暑による産卵率の低下などから減少傾向で推移すると思われたが、前年水準を上回って推移している。

  農林水産省によれば、今年度は景気低迷により菓子などの嗜好品の原料向け需要は弱い状況にあるが、スーパーの特売や大手外食系列の卵製品の投入などで引き合いが強いことが追い風となっている。今夏の猛暑による増体不良により小玉が多く、市場では依然としてひっ迫感による相場高となっているが、今後は供給増も見込まれることから、価格の動向が注目される。

図6 鶏卵卸売価格(東京・M)の推移
資料:全農「畜産販売部情報」

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