需給動向 国内 |
平成25年4月のM玉卸売価格は、前年同月比5.5%安 平成25年4月における鶏卵のM玉卸売価格(東京)は、キログラム当たり172円(前年同月比5.5%安)と、先月に続き前年を下回った(全国農業協同組合連合会「畜産販売部情報」、図10)。他のサイズを見ると、L玉やLL玉などの大玉は、同167円(同0.6%高)、同162円(同3.8%高)と、いずれも前年を上回ったものの、上昇幅は縮小傾向にある。ここ半年は、加工向けを中心とした引き合いから、いずれの月も前年同月を1割ほど上回って推移していたが、ここに来てある程度落ち着いたとみられる。
家計消費量は低調が続く平成25年4月の鶏卵の家計消費量は、1人当たり821グラム(前年同月比6.6%減)となった(総務省「家計調査報告」※2、図11)。また、ここ半年(平成24年11月〜翌4月)の平均家計消費量も、同820グラム(前年同期比3.5%減)となり、2月頃より気温が例年に比べて高かったことを背景に鍋物向けの消費が減少したことが影響したとみられる。
※2 総務省「家計調査報告」におけるデータは、全国の二人以上の世帯における一人 当たり購入量・購入金額。 (畜産需給部需給業務課 岡田 岬) |
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