月報「畜産の情報」

2013年7月

ALIC

Monthly

目次

【話題】

牛トレーサビリティ制度の活用について
独立行政法人家畜改良センター　個体識別部長　元村　聡

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　平成25年4月米国産牛肉輸入量、「ばら」が急増

◇豚肉　低水準の冷凍品輸入量を背景に、加工仕向け部位の仲間相場が上昇

◇鶏肉　平成24年の食鳥処理量、過去最高を記録

◇牛乳・乳製品　平成24年度のチーズ消費量、前年度比6.0ポイント増で過去最高を記録

◇鶏卵　平成25年4月のM玉卸売価格、前月に続き前年割れ

◇飼料　平成24年度の配合・混合飼料生産量は前年比0.4ポイント減

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国; E　U; 豪　州　5月牛肉輸出量は10万トン超で過去最高を更新
　
◇豚肉: 米　国; E　U; メキシコ　2013年1～4月の生産量は4.3ポイント増加; 中　国　豚肉卸売価格、下落基調へ
◇鶏肉: 米　国; タ　イ; ブラジル　第1四半期の鶏肉輸出量は前年同期を下回る
　
◇牛乳・乳製品: 米　国　好調な輸出需要により、チーズ生産量および輸出量は前年を上回る; E　U　生乳出荷量減少により生乳価格堅調; 豪州　2013/14年度の生乳生産量はわずかながらも増加の見通し
　
◇飼料穀物: 世　界　世界のトウモロコシ期末在庫量は大幅に回復; 米　国　米国農務省、2013/14年度のトウモロコシ生産量をわずかに下方修正

【調査・報告】

わが国におけるコントラクター成立のメカニズム ～岡山県を事例に～ 岡山大学大学院環境生命科学研究科　教授　横溝　功