● ● ● 輸出需要増加で、2006年の脱脂粉乳生産量は前年比3.5%増 ● ● ●米国農務省(USDA)によると、2006年の脱脂粉乳生産量は前年比3.5%増の55万7千トンとなった。これは、メキシコや東南アジア向けを中心に、好調な輸出が続いていることが要因とされる。近年の輸出実績を見ると、2001年には9万6千トンだったのに対し、2006年には29万トンにまで拡大している。USDAによると、特に2006年は豪州の干ばつやEUからの脱脂粉乳の供給量が不足したために、米国産への需要が一層高まったとされる。
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USDAによると、2006年のバター販売量(商業用)は、前年比4.5%増の64万9千トンと好調に推移した。
一方、バター卸売価格は、すべての月で前年を下回って推移するなど、低迷した。バター販売量は好調であったものの、生産量がかなり増加し、供給過多となったことが価格を低下させた要因とされる。
バター販売量と卸売価格の推移
資料:USDA「U.S. Dairy at a glance」,「Dairy Market News」 |
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