ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年8月17日号(通巻400号)


EU畜産農家の飼養規模は引き続き拡大(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 8月12日発】EU統計局(EUROSTAT)は、
97年11/12月現在のEUにおける家畜の飼養規模別農家戸数・頭数を公表し
た。加盟国間で飼養規模などに大きな差が見られるものの、農家戸数の減少などを
背景として1戸当たりの飼養規模は引き続き拡大している。


98年度の米国食肉会社ランキング(full story)

【デンバー駐在員 樋口 英俊 8月12日発】先ごろ、ミート・アンド・ポルト
リー社は、同社の発行する食肉業界誌に、米国の食肉産業各社の98年度販売高に
よる上位100社のランキングを発表した。これによれば、上位3社は、1位がコ
ナグラ社、2位がIBP社、3位がカーギル社で、前年度と同じ結果となっている。


豪州、肉用牛飼養頭数は減少(full story)

【シドニー駐在員 藤島 博康 8月12日発】このほど、豪州統計局(ABS)
は牛飼養頭数調査を公表した。これによると、99年3月31日時点の牛飼養頭数
は前年同期より3.7%減少した。肉用牛に限ると全体で4.5%、繁殖雌牛で4.
3%、それぞれ前年同期より減少した。これに生体牛輸出の回復なども手伝い、国
内の肉牛供給は今後12〜18ヵ月間、減少傾向で推移するとみられている。


再開し始めたマレーシアの養豚産業(full story)

【シンガポール駐在員 外山 高士 8月12日発】マレーシアでは、昨年11月
から禁止されていた各州間での生体豚の移動が、一部解除された。これにより、州
外にあると畜場への出荷が可能となるものの、シンガポールへの輸出は依然として
禁止されているなど、豚肉需要の回復にはまだ時間がかかるとの見方が強いようで
ある。


アルゼンチンのフィードロット肉牛生産(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 8月12日発】アルゼンチンのフィード
ロット生産は、今のところ確たる産業として定着していない。しかし、98年は
1,135万頭のと畜頭数のうち、約150万頭がフィードロット由来であった。
99年は約100万頭がフィードロットで肥育されると予測されている。

 

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