ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年2月23日号(通巻376号)


EUのロシア向け食糧援助の実施に遅れ(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 2月18日発】EUでは、昨年12月に正式決定
したロシア向け食糧援助の実施手続きを進めているが、ロシア側から援助物資の品質
等に関する指摘があったことから、一時手続きを中断することとした。このため、食
糧援助の輸送開始時期は3月以降になる見込みとなった。


USDA、家畜収入保険制度の導入を検討(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 2月18日発】米農務省(USDA)は2月1日、 2000年度予算案の発表と併せて、農業保険制度の改革案を発表した。その一環と して、これまで農業保険制度の対象外とされていた家畜を同制度の対象に取り込むと いう提案が発表されており、価格の低迷や乱高下に悩む畜産関係者などから期待が寄 せられている。
豪動物愛護団体、生体家畜輸出の規制強化求める(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 2月18日発】昨年発生した生体牛の海上輸送中の 事故に関し2月12日、連邦政府は輸出業者に対する処分を発表した。これに対し、 動物愛護団体が「その場しのぎの取り繕いに過ぎない」として、家畜輸出反対キャン ペーンを強化するなど、たび重なる家畜輸送中の惨事に、業界を取り巻く環境は厳し くなっている。
シンガポール、高品質な国産鶏卵を奨励(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 2月18日発】シンガポール第一次産品局 (PPD)は、消費者に良質な鶏卵を供給すると同時に国内の鶏卵生産者の健全な 育成のため、生産、保管、包装などの各段階において、PPDが定めた衛生基準を 満たす鶏卵の生産・出荷を奨励する高品質鶏卵計画(SQES)を展開している。
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