ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年9月14日号(通巻404号)


環境保全に影響を及ぼす集約的な家畜生産(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 9月9日発】EU統計局(EUROSTAT)および
EU委員会は、EUにおける農業と環境保全の関連性に関する報告を公表した。こ
れによると、畜産部門では、近年の集約的かつ専業化した家畜生産構造の進展が環
境への負荷を増長する要因となったと報告している。


USDA、ホルモン非投与肉牛プログラムを発表(full story)

【デンバー駐在員 本郷 秀毅 9月9日発】米農務省(USDA)は8月31日、
対EU輸出向けホルモン非投与肉牛プログラムのための第3者機関による認証シス
テムを策定したと発表した。このシステムに基づく認証が完了すれば、7月16日
以来中止されていた同プログラムに基づく輸出証明書の発行が再開されることにな
る。


豪州、肉牛農家の経営収支は改善(full story)

【シドニー駐在員 藤島 博康 9月9日発】このほど豪州農業資源経済局(AB
ARE)は、肉牛生産者の経営動向に関する報告書を公表した。これによると、9
8/99年度(7〜6月)の現金収入は、肉牛価格の回復と天候に恵まれたことか
ら、前年度より2.5%増加した。現金支出は4.0%低下しており、収入増加と
コスト削減の努力により経営収支は改善する傾向にある。


養豚農家が豚肉輸入制度改善を要求(フィリピン)(full story)

【シンガポール駐在員 外山 高士 9月9日発】フィリピンの養豚農家組合は、
政府に対して、ミニマムアクセス(MAV)枠の削減など、豚肉の輸入制度の改善
を申し入れた。この中で、11月末に始まる世界貿易機関(WTO)閣僚会議時に
改めて交渉を行うよう提案することを求めており、同国政府の動向が注目されてい
る。

牛と畜・牛肉輸出の業者別ランキング(アルゼンチン)(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 玉井 明雄 9月8日発】国立農牧取引管理事業団
(ONCCA)は、先ごろ、98年のアルゼンチンにおける牛と畜頭数によると畜
業者のランキングを、また、農牧水産食糧庁は、牛肉輸出量および輸出額による食
肉業者のランキングをそれぞれ公表した。

 

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