月報「畜産の情報」

2016年5月

ALIC

Monthly

目次

【話題】

10年後の和牛生産を見据えて～今、畜産技術者に求められるもの～ 独立行政法人家畜改良センター　理事長　佐藤　英明

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　牛肉の家計消費は、豚肉や鶏肉などへのシフトが続く

◇豚肉　平成28年2月の豚肉生産量、前年同月比6.6％増加

◇鶏肉　平成28年2月の家計消費量、5カ月連続で前年同月を上回る

◇牛乳・乳製品　2月の生産量はバター、脱脂粉乳ともに増加

◇鶏卵　平成27年の鶏卵生産量はわずかに増加

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国　と畜頭数および平均枝肉重量ともに前年を上回る; 豪　州　牛肉生産、減少傾向が継続
◇豚肉: 米　国　肥育豚価格の下落により、生産者の増頭意欲は減退; カナダ　2015年の豚肉生産量は前年比4.5％増; E　U　豚肉生産量は減少も豚価低迷続く
◇牛乳・乳製品: 米　国　生乳生産量は26カ月連続で前年を上回る; E　U　続く生乳出荷量の増加、乳価の低迷; 豪　州　生乳生産量は減少続くも、輸出量は大幅増; N　Z　2015/16年度の生乳生産量、4％程度減少の見込み; アルゼンチン　乳製品輸出、2015年は低迷も今後は拡大見込み; 中　国　乳業メーカーの過剰在庫で粉乳輸入量は減少
◇飼料穀物: 世　界　アルゼンチン産トウモロコシの輸出量が上方修正; 米　国　国内消費量がわずかに下方修正