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月の需給概要
国内の主要畜産物の短期需要動向を毎月トレースします
・原データは、巻末の参考資料を参照してください。
・()内の数値は、対前年増減率です。
・牛肉および豚肉の数量は部分肉ベースです。
◇トピックス
◇牛肉枝肉卸売価格、依然高水準
東京市場の枝肉卸売価格(省令)は、30.6%高の1,209円/kgとなり、3カ月連続で前年同月を上
回った。
◇豚肉加工仕向肉量前年比、かなり大きく上回る
ハムやソーセージ等の加工用に仕向けられる豚肉量は、38,408トンとなり、前年同月を12.2%上
回った。内訳は、国内物7,117トン、輸入物が31,291トンとなった。
◇鶏肉鶏肉調製品輸入量、回復する
中国、タイの一部の指定工場からの輸入が許可されたことにより、停止措置から4カ月足らずで、
前年同月を大幅に上回った。
◇牛乳・乳製品脱脂粉乳生産量、11カ月連続で前年同月を上回る
脱脂粉乳の生産量は、9.3%増の9,132トンとなり、11カ月連続で前年同月を上回った。
◇鶏卵卸売価格(東京・M)16カ月ぶりに170円/kg台に
1月に底を打った卸売価格は、生産調整などが功を奏し、14年3月以来16カ月ぶりに170円台に回復
した。。
◇飼料7〜9月期の配合飼料価格、1,800円/トン引き上げ
7〜9月期の配合飼料価格は、トウモロコシや大豆油かすなどの価格上昇を受けて前期に比べて1,800
円/トン引き上げられる。
注:()内は対前年増減率
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