ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年4月14日号(通巻334号)


EUの牛肉消費量は緩やかに回復(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 4月9日発】 EUの牛肉諮問委員会は3月末、
本年および来年の牛肉需給の見通しを取りまとめた。これによると、生産が引き
続き減少する中、消費量は緩やかに回復するものと見込まれている。また、在庫
の大幅な減少が見込まれ、これらの結果、価格はおおむね堅調に推移するものと
見込まれている。


USDA、セーフティネット強化対策を発表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 4月9日発】米農務省(USDA)は4月2日、 農産物の価格変動などに伴うリスクを軽減するため、家族経営に対する安全保障 (セーフティネット)措置を改善する一連の対策を発表した。これら一連の対策 は、99年度の穀物生産から適用されるとしている。
ケアンズ・グループ、一層の農業貿易自由化を確認(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 4月9日発】 4月2日から3日にかけて、主要 農産物輸出国で構成するケアンズ・グループによる閣僚会議がシドニーで開催さ れた。会議は、世界貿易機関(WTO)の次期農業交渉に向けて、農産物貿易の 一層の自由化を求める共同声明を発表して閉幕した。
フィリピン、学乳事業拡充の動き(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 4月 9日発】 フィリピンでは、児童の栄 養失調と飢えの対策として、学乳事業を拡充する動きがみられる。同国における 貧困による子供の栄養不良を撲滅させる計画の一部であるが、その事業実施が期 待されている。
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