ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年2月10日号(通巻325号)


EUにおける豚コレラをめぐる対応状況(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二  2月5日発】EUでは、このたび豚コレラが
発生した加盟国に対する家畜等の輸入禁止措置の対象を発生地域ベースに限定する
とした規則を制定した。この結果、加盟国では一方的な輸入禁止措置を取ることが
禁止されるが、感染防止に苦慮する生産者等からの不満も見られている。


USDA、98年度EQIP予算配分を発表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 2月5日発】米農務省(USDA)は1月26日、 98年度環境改善奨励事業(EQIP)に係る総額2億ドル(約250億円)の州 別予算配分を発表した。これによれば、ノースカロライナ州等、環境問題の深刻な 州に対する予算配分額が大幅に増額される結果となっている。
豪州の生産見通し、肉牛、生乳ともに拡大傾向(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 2月5日発】2月3日〜5日にかけて開催された 豪州農業資源経済局(ABARE)による年次農業観測会議では、肉牛生産、生乳 生産ともに、主要輸出市場であるアジアの経済動揺の影響を受けながらも、生産者 販売価格の上昇により、中期的には拡大傾向にあるとの見通しが示された。
通貨下落に耐えるマレーシアの養豚経営(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一  2月5日発】マレーシアでは、昨年からの通 貨下落による生産コストの上昇で、多くの農家が苦況に陥っている。そのような状 況の中、消費地シンガポールに隣接し、養豚の生産地域であるジョホールバル州の 大規模養豚農家を訪問する機会が得られたので、その状況について報告する。
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