ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年4月20日号(通巻384号)


フランス政府が豚生産者に対する支援策を公表(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 4月15日発】フランス政府は、4月7日、豚肉
価格の低迷により経営に悪影響が及んでいる同国の豚生産者に対し、総額1億4千万
フランスフラン(約28億円:1FF=20円)の支援策を公表した。同国政府は昨年、
豚生産者に対する支援策を打ち出しており、今回はそれに続く措置である。


USDA、食肉へのオーガニックの認定表示を解禁(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 4月15日発】米農務省(USDA)は、4月12 日付け官報で、食肉および家きん肉に対するオーガニックの認定表示を認めることを 発表した。オーガニック農産物の最終規則の制定までの暫定的な措置であるが、US DAでは、200の食肉生産者および44のオーガニック認証機関からの申請がある と見込んでいる。
農場経営安定に向けた新制度がスタート(豪州)(full story) 【シドニー駐在員 野村 俊夫 4月15日発】豪州連邦政府は、今月から、農場経営 を安定させるための新たな施策として農場経営積立金制度(Farm Management Deposits: FMDs)をスタートさせた。当該制度は、農場経営者が定められた条件と限度内で、非 常時に備えた経営対策資金の積み立てを有利に行えるように取り計らう内容となって いる。
酪農に重点を置く畜産振興対策(タイ)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 4月15日発】 タイ政府は、今年度の畜産振 興対策を発表したが、酪農を中心とした新たな畜産基地の設置など、酪農振興に重点 を置いたものとなっている。新たな雇用機会の創出など、経済の立て直し政策の一環 として、その効果が期待されている。
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