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EUの乳用牛1頭当たり乳量は順調に増加(full story) 【ブラッセル駐在員 井田 俊二 5月20日発】EU統計局(EUROSTAT)が、こ のたび97年までのEUにおける乳用牛1頭当たりの年間平均乳量を公表した。こ れによると、97年の平均乳量(15カ国)は5,435sで前年並みとなったも のの、75年と比較すると22年間で約5割増加している。
USDA、バイソンひき肉の買い上げを開始(full story)【デンバー駐在員 藤野 哲也 5月20日発】かつて絶滅の危機にあると言われ ていたアメリカン・バイソンであるが、現在その頭数は20万頭を超えるまでに回 復している。その主な原動力は、商業目的である食肉への活用であるが、生産量の 増加から価格は低迷しており、USDAは今年、6百万ドルのバイソンひき肉の買 い上げを行う予定としている。
豪州、ニューカッスル病再発生で190万羽を処分(full story)【シドニー駐在員 藤島 博康 5月18日発】5月12日、ニューサウスウェー ルズ(NSW)州政府は、中部沿岸のマングローブ・マウンテン地域で確認された ニューカッスル病(ND)に関して、当面の拡散防止対策を終えたと発表した。こ れまでにNSW州全体の飼養羽数の約6%に当たる190万羽の家きん類が処分さ れた。
マレーシアの鶏肉が伝染病の流行により高騰(full story)【シンガポール駐在員 外山 高士 5月20日発】 マレーシアでは、価格統制 品である鶏肉の価格が高騰している。これは、豚を媒介とする日本脳炎などの伝染 病の流行により、豚肉の需要が鶏肉に移ったためである。同国政府は、統制価格を 守るよう指導を行っているものの、事態の収拾にはまだ時間がかかるものとみられ ている。