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◎EUのBSE陽性牛頭数、大幅に減少(full story) 【ブリュッセル駐在員 関 将弘 平成17年7月13日発】 欧州委員会は7月13日、2004年にEUの各加盟国において実施 されたBSE検査の結果を公表した。これによると、従来からの加盟15カ国においては、BSE検査の結果、陽性 となった牛の頭数は、2003年の1,364頭から2004年の838頭と、前年に比べ39%の大幅な減少となっている。また、 陽性牛の月齢は、加盟国によりその分布に幅はあるものの、全頭が36カ月齢以上であり、その平均月齢は上昇して いる。このことはBSE対策の効果であると欧州委員会は説明している。
◎米国農務省、家畜個体識別制度への財政支援を公表 (full story)【ワシントン駐在員 唐澤哲也 平成17年7月13日発】 米国農務省(USDA)は6月21日、州および連邦政府公認の先 住民政府に対する、全国個体識別制度(NAIS)における農場登録の継続実施に係る財政支援の実施を公表した。 これにより2005会計年度において約1,436万ドル(15億6千5百万円:1ドル=109円)が各州などで利用可能とな る。 ○USDA、2例目のBSE感染牛の農場調査を終了
◎NLIS、7月1日から全国的に義務化実施(豪州) (full story)【シドニー駐在員 井上 敦司 平成17年7月13日発】 豪州では7月1日から、電子耳標を利用した牛の個体識別 制度である全国家畜個体識別制度(NLIS)が、全国的に義務化された。これにより、いくつかの例外措置があ るものの、農場から移動するすべての牛にNLISのタグが装着されるとともに、家畜市場やと畜場ではそのタグ を読み取る機器の導入が図られ、豪州食肉家畜生産者事業団が管理するNLISのデータベースに移動履歴が記録 されることとなった。
◎農業・農村開発を推進(ベトナム)(full story)【シンガポール駐在員 斎藤 孝宏 平成17年7月14日発】 ベトナム政府は、5月末からハノイで共産党中央委員会の 経済委員会とともに国家計画である「 2001-2010 社会経済戦略」の農業および農村開発に関して検証する会議を 開催した。その中で農業・農村開発相は、特に過去3年間の変化について、おおむね計画通りに進展しているとし た。一方、参加者からは都市化や工業化の進展で農村に失業者が発生しているとの報告もなされ、副首相からは、 開発は国家の安全保障にかかわる重要な問題であるとの指摘がなされた。
◎亜国農牧庁、2005/06年度ヒルトン枠の配分数量を発表 (full story)【ブエノスアイレス駐在員 犬塚 明伸 平成17年7月12日発】 アルゼンチン農牧水産食糧庁は7月1日付け決議第502/ 2005号(7月4日公布)により、各パッカーへのヒルトン枠の配分数量を発表した。今年度の配分における最大の 注目点は、裁判判決などを根拠にした配分数量(以下「司法枠」とする)がどのように配分されるかであった。前 年度の司法枠は10,975トンと全配分数量の約40%を占めていたが、今年度は2,644トンと極端に減少している。 ○ブラジル、アルゼンチンの穀物生産状況