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◎EU、イギリス産牛肉の輸出禁止措置の解除を決定(full story) 【ブリュッセル駐在員 和田 剛 平成18年3月8日発】フードチェーン・家畜衛生常設委員会は3月8日、イギ リス産の生体牛および牛から生産されるすべての製品の輸出禁止措置を解除する欧州委員会の提案を満場 一致で承認した。生体牛について96年8月1日以降に生まれたもの、牛肉などについては2005年6月15日 以降に生産されたものが輸出解禁の対象となり、4月下旬または5月上旬には本内容を規定した規則が施 行される見込みとなっている。 ○EUでの鳥インフルエンザの発生状況
◎米全国豚肉生産者協議会、今後の活動課題を決定(full story)【ワシントン駐在員 犬飼 史郎 平成18年3月8日発】全国豚肉生産者協議会(NPPC)は3月7日、ミズー リ州カンザスで開催されていた定期大会において、現行農業法をWTO農業交渉が終了するまで延長すべ きか検証するなどの今後の活動課題を決定したことを公表した。 ○カナダ食品検査庁4例目のBSE陽性牛の疫学調査を終了
◎MLA、2010年までの牛肉需給見通しを発表(豪州)(full story)【シドニー駐在員 横田 徹 平成18年3月9日発】 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は2月末、2010 年までの豪州の牛肉需給見通しを発表した。これによると、2006年の牛肉生産について、飼養頭数、と畜 頭数とも増加に転じることから、前年比2.8%増を見込んでいる。また、2010年までの需給見通しについ て、飼養頭数、と畜頭数が引き続き増加傾向で推移するとみており、牛肉生産量、輸出量は、いずれも 2005年対比で15%程度の拡大を予測している。
◎家畜疾病対策が重点課題(カンボジア)(full story)【シンガポール駐在員 木田 秀一郎 平成18年3月8日発】カンボジア農林水産省は1月31日、2005年(2004 年12月15日〜2005年12月15日)の家畜衛生・生産活動年次報告を行い、引き続きワクチン接種などによ る家畜疾病対策が畜産行政上の重点課題であるとした。また同国農相は2月に、カンボジアで飼養され る牛は一部地域で近親交配による体格のわい小化が進行しており、耕作能力の低下を招いているとして 早急な対策が必要であると表明している。
◎鳥インフルエンザ予防計画のパブリックコメントを開始(伯)(full story)【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成18年3月8日発】ブラジル農務省(MAPA)は2月17日、「全国ニ ューカッスル病および鳥インフルエンザ予防計画」を定めた訓令48号を公布し、同日より30日間のパブリ ックコメントを募集することを公表した。同予防計画は、全国における獣医業務および全国鳥衛生監視 プログラム(PNSA)の強化に向けた家畜防疫を促進するため、連邦単位(UF)で適用され、計画に定 められた規定への参加は各UFの任意とされる。