ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年8月10日号(通巻399号)


ベルギー、畜産物ダイオキシン汚染対策を強化(full story)

【ブラッセル駐在員 島森 宏夫 8月5日発】ベルギーの畜産物ダイオキシン汚
染問題に関し、7月下旬に、新たな出荷制限農家が公表され、当初の汚染範囲の特
定が不十分であったことが明らかになった。これを受け、ベルギー政府は監視対策
を一層強化する必要に迫られている。


米・加、ホルモン牛肉輸入禁止に対する制裁を開始(full story)

【デンバー駐在員 樋口 英俊 8月5日発】米国およびカナダ政府は、EUのホ
ルモン投与牛肉輸入禁止措置に対する制裁措置として、それぞれ7月29日および
8月1日からEU産食肉製品などへの100%の報復関税適用を開始した。


豪州フィードロット飼養頭数、大幅に増加(full story)

【シドニー駐在員 藤島 博康 8月5日発】豪州フィードロット協会(ALFA)
は、7月30日、四半期ごとのフィードロット飼養頭数調査を公表した。これによ
ると、99年6月30日時点の飼養頭数は、前年同期より11%と大幅に増加した。
飼養頭数は、飼料価格の安値を背景に、日本向けを中心とした輸出の回復と堅調な
国内需要に支えられ、97年からほぼ一貫して拡大傾向にある。


公正な実施が求められているタイの学乳(full story)

【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 8月5日発】タイ政府は、全国の小学校児童
に対し、学校給食用牛乳(以下「学乳」という。)を無償で提供している。しかし、
先般、学乳の納入において供給業者などに不適切な実施が確認された。このため、
政府は、学乳の買い入れ方法を変更するなど公正な実施が求められている。


増加が続くアルゼンチンの生乳生産(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 玉井 明雄 8月4日発】アルゼンチン農牧水産食糧
庁によると、98年(暦年)の生乳生産量は、過去最大の950万キロリットル
(暫定値)となった。また、99年の生乳生産量について、前年を5%上回る1千
万キロリットルに達するものと見込んでいる。

 

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