ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年8月24日号(通巻401号)


イギリスでオーガニック農業への転換が加速(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 8月19日発】イギリスでは、99年4月から
新たに始まったオーガニック農業計画(Organic Farming Scheme)の下、オーガニ
ック農業への転換を図る生産者が急増している。このため、同計画に基づき生産者
に交付される今年度の補助金財源が早くも底をつく状況となった。


USTR、次期WTO交渉の課題を公表(full story)

【デンバー駐在員 本郷 秀毅 8月19日発】米通商代表部(USTR)は、次
期世界貿易機関(WTO)交渉において取り組むべき課題を公表した。その中でU
STRは、農業、サービスおよび非農産品の市場アクセスを主要議題とし、交渉は
スケジュール通りに進めるべきである旨を強調している。


牛肉生産量が2百万トンの大台突破(豪州)(full story)

【シドニー駐在員 野村 俊夫 8月18日発】豪州統計局(ABS)が発表した
統計によると、98/99年度(7〜6月)の牛枝肉生産量は2百万トンの大台を
超え、80年以降最高となった。と畜頭数は前年度よりわずかに減少したものの、
潤沢な牧草供給を背景とした1頭当たりの枝肉重量の増加が生産量を押し上げる結
果となった。


飼料への需要が伸び悩むフィリピン産トウモロコシ(full story)

【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 8月19日発】フィリピンのトウモロコシは、
98/99年の生産が、前年に比べ大幅に回復したにもかかわらず、需要が増加し
ている飼料への仕向けに伸び悩みが見られる。反面、輸入が行いやすい大麦などは、
一昨年からその代替品としての需要で、輸入量が増加する傾向を見せている。


アルゼンチン農牧展で大統領が農業対策案を発表(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 玉井 明雄 8月18日発】ブエノスアイレス市内で
開催されていた国際農牧工業展が、8月11日に閉幕した。公式の開会式における
メネム大統領の演説では、アルゼンチン農業セクターが抱える問題について対策案
が発表された。

 

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