ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年9月28日号(通巻406号)


イギリス、追加農家対策を発表(full story)

【ブラッセル駐在員 島森 宏夫 9月23日発】イギリスのブラウン農相は、こ
のほど追加農家対策を発表した。先日EU委員会で認められた子羊肉民間在庫補助
のほか丘陵地畜産補償手当の継続、牛海綿状脳症(BSE)について農家負担の軽
減措置、マーケティング強化などを挙げている。


CDC、食中毒に関する最新推計値を公表(full story)

【デンバー駐在員 本郷 秀毅 9月23日発】米保健社会福祉省(HHS)疾病
予防管理センター(CDC)は9月16日、食中毒に関して、これまでで最も完全
であるという推計値を公表した。これによれば、米国の年間の食中毒発生件数は7
千6百万件、入院患者数は32万5千人、死亡者数は5千人に上るとしている。


豪州生乳生産量、1千万キロリットル突破(full story)

【シドニー駐在員 藤島 博康 9月24日発】豪州酪農庁(ADC)の発表によ
ると、98/99年度(7〜6月)の生乳生産量は、広範な地域で降雨に恵まれた
ことを背景に、1千万キロリットルの大台を突破し、1,017万8千キロリット
ルに上った。豪州の生乳生産量は、81年以降、一貫して増加傾向にあり、特に9
0年代に入ってからは年率約6%もの勢いで拡大している。


牛肉の輸入先で政府と業者が対立(インドネシア)(full story)

【シンガポール駐在員 外山 高士 9月22日発】インドネシアにおいて、牛肉
の輸入先を巡って、政府が輸入業者などと対立している。牛肉を介してもたらされ
る病気についての意見の違いがその要因であるが、最近の同国通貨の変動の影響も
あり、今後の動向が注目されている。


アルゼンチンの米国牛肉輸出枠、99年は順調に消化(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 9月22日発】米国がアルゼンチンに認
めた2万トンの牛肉関税割当枠、いわゆる米国枠は、99年は7月で既に約1万4
千トン弱の輸出実績があり、この調子で推移すれば、99年は割当枠全量を消化す
ることが期待される。

 

元のページへ戻る