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イギリスの食品基準エージェンシーが始動(full story) 【ブラッセル駐在員 井田 俊二 4月20日発】イギリスでは、4月1日、食品 基準エージェンシー(Food Standards Agency)が設立され、4月3日から業務を 開始した。同エージェンシーは、食品の原材料生産から消費に至るまで、包括的か つ統一的に食品の安全性を確保し、消費者の健康を維持することを目的としている。
存続か、廃止か、米国の豚肉チェックオフ制度(full story)【ワシントン駐在員 渡辺 裕一郎 4月19日発】米農務省(USDA)は、8 6年に創設された豚肉チェックオフ制度の存廃を問うための全体投票を行うことと し、このたび、その実施手続き案を公表した。一方、本制度に基づく事業の実施機 関である全国豚肉生産者協議会(NPPC)は、生産者以外の者が投票に参加し、 本制度の将来に影響を与える可能性は否定できない旨を表明するとともに、本制度 の存続の必要性を訴えていくとしている。投票の実施は夏ごろとみられており、多 数決でその存亡が決まる。
5ヵ国肉牛生産者団体会議を開催(豪州)(full story)【シドニー駐在員 野村 俊夫 4月20日発】豪州クインズランド州で、4月8 〜9日、5つの主要な肉牛生産国(豪州、ニュージーランド、米国、カナダ、メキ シコ)の生産者団体の代表団が参集し、世界貿易機関(WTO)貿易交渉に向けた 生産者側からの要求などを討議する定期会議を開催した。また、今回は、オブザー バーでアルゼンチンとウルグアイの各駐豪大使が両国の業界代理として参加した。
生体牛の輸入禁止をめぐり波紋広がる(フィリピン)(full story)【シンガポール駐在員 宮本 敏行 4月20日発】フィリピン農業省は先ごろ、 豪州が衛生上の問題からフィリピン産果物の輸入を阻んでいるとし、その報復とし て、肥育用生体牛をはじめとする豪州産農産物の輸入禁止措置を発動した。フィリ ピンをけん引役として、豪州から東南アジア地域への生体牛輸出が回復の兆しを見 せる中、両国のあつれきは畜産・飼料業界に波紋を投げかけている。
アルゼンチンの食肉衛生、今後の課題(full story)【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 4月20日】アルゼンチンの牛肉輸出業 者の食肉処理加工施設は、各輸入国から要請される高い衛生水準を保っている。し かし、生産の85%を占める国内市場にだけ供給する施設は、国内基準のみクリア すればよい状況。このダブルスタンダードの問題に焦点を当てた。