ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成12年11月28日号(通巻463号)


EU、食品安全教育キャンペーンを実施(full story)

【ブラッセル駐在員 島森 宏夫 11月23日発】EU委員会はこのほど、2000〜01
年度の食品安全教育キャンペーンの概要を発表した。このキャンペーンは、98〜99
年度に行われた食品安全情報キャンペーンの第2段階として位置付けられている。
より大きな効果を上げるために、加盟各国は、食品安全に関する単なる情報提供に
留まらず、ターゲット層を明確にした教育活動を行う予定である。


米国、関税割当に関する提案をWTOに提出(full story)

【ワシントン駐在員 樋口 英俊 11月 21日発】米国政府は11月17日、世界貿易機
関(WTO)に対して関税割当(TRQ)に関する交渉提案を提出した。同政府は
6月末、農業に関する包括的な交渉提案を提出しているが、今回はその中でも市場
アクセスの改善上重要視されるTRQについて、割当数量に対する輸入実績に応じ
て、1次税率を引き下げるなど、より個別的な提案を行ったものである。


NSW州北部の洪水被害に特別支援措置(豪州)(full story)

【シドニー駐在員 幸田 太 11月23日発】豪州連邦政府は11月21日、豪雨による
大規模な洪水の被害に見舞われたニューサウスウェールズ(NSW)州北部の農業
生産者に対し、特別支援措置の実施を決定した。既に豪雨は終息に向かっているが、
NSW州北部やクィンズランド(QLD)州南部において、収穫直前の穀物や家畜
が多大な被害を受けたと報告されており、今後の影響が懸念される。


日本産牛肉の輸入を再開(シンガポール)(full story)

【シンガポール駐在員 外山 高士 11月23日発】シンガポール政府は、10月19日
から日本産牛肉の輸入再開を許可していたが、このたび再開後第1号が輸入された。
この牛肉は宮崎県産のもので、高級ホテルのレストランや、日系のスーパーマーケ
ットで販売が再開されており、今後の販路拡大が期待されている。


カルネヘレフォード社の牛肉インテグレ生産(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 11月22日発】アルゼンチンでは珍しい牛
肉のインテグレーション生産をカルネヘレフォード社が始めて、半年近くたった。
肉牛の生産から牛肉の販売に至るまで、独自のプログラムに即した管理が行われて
おり、高品質の牛肉生産を目指している。同社の牛肉生産について、最高経営責任
者(CEO)のトネリ氏に取材した。

 

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