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EU委、各国関係者と農業・食品問題で意見交換(full story) 【ブラッセル駐在員 島森 宏夫 6月7日発】EU委員会フィシュラー委員(農 業・農村開発・漁業担当)およびバーン委員(保健・消費者保護担当)はこのほど、 スウェーデン、アイルランド、ドイツにおいて、消費者、農家、食品、小売業界お よび有識者の代表と農業・食品に関する意見交換を行った。今後、ほかの国でも同 様の意見交換会が予定されており、来年の共通農業政策中間見直しを控え、広く関 係者から意見を募ることとしている。
立場の違いが際立ち始めた米国の酪農・乳業界(full story)【ワシントン駐在員 渡辺 裕一郎 6月7日発】米農務省(USDA)が5月31 日に行った脱脂粉乳の買上価格の引き下げが、米国の生産者、乳業者それぞれの立 場の違いを鮮明なものにしている。これは、近年、輸入が急増している濃縮乳たん ぱくをめぐる問題とも密接に関係しており、議会での関連法案の審議も含めて、今 後の動向が注目されるところとなっている。
新年度予算で輸入検疫検査体制を強化(豪州)(full story)【シドニー駐在員 野村 俊夫 6月7日発】豪州連邦政府は、口蹄疫などの外国 からの伝染病の侵入を水際で阻止すべく、2001/02年度(7〜6月)の連邦予算に 約6億豪ドル(約370億円:1豪ドル=62円)を計上し、輸入検疫検査体制を大幅 に強化することを明らかにした。一方、万一伝染病が発生した場合を想定した官民 協力による緊急対応策の策定も大詰めを迎えている。
OIE、ミンダナオを口蹄疫清浄地域に認定(比)(full story)【シンガポール駐在員 小林 誠 6月7日発】フィリピン南部のミンダナオ島を 中心とする地域が、5月27日〜6月1日にパリで開催された国際獣疫事務局(OI E)の第69回総会において、口蹄疫のワクチン不接種清浄地域に認定された。今回 の決定により、同国では、畜産物生産余力のあるミンダナオ島などから、他の清浄 国への輸出も可能になるとして、畜産物の輸出振興に対する期待が高まっている。
南米の口蹄疫に係る衛生ステータスに大きな変更(full story)【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 6月7日発】国際獣疫事務局(OIE) 本部で第69回年次総会が開催され、口蹄疫に関する南米諸国の家畜衛生ステータス が変更になった。口蹄疫発生でウルグアイとアルゼンチンはワクチン不接種清浄国 の認定が留保され、一方、ブラジルはワクチン接種清浄地域を大きく広げた。