ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成15年5月13日号(通巻577号)


EUの牛飼養頭数、減少傾向続く(full story)

【ブラッセル駐在員 関 将弘  5月7日発】  EU統計局(EUROSTAT)
によると、2002年11月または12月時点の牛飼養頭数は、EU全体としては前年同期
に比べ2.8%の減少の7,813万1千頭となっている。この結果、EU全体としては7
年連続の減少であるが、前回口蹄疫の影響から大幅に減少したイギリスは、増加に
転じている。2003年の牛と畜頭数については、前年に比べ1.8%減少の2,695万2千
頭と、また、繁殖雌牛の減少傾向に歯止めがかかっていないことから、と畜頭数の
減少は2004年も続くものと予測されている。

米、原産国表示義務化に対する関係団体などの反応(full story)

【ワシントン駐在員 道免 昭仁 5月7日発】 ベネマン農務長官は5月5日、
原産国表示についてこれまでに寄せられたパブリックコメントの内容を精査すると
ともに、全米12州においてヒアリングを兼ねた説明会を行うと発表した。関係団体
などからは、原産国表示の確認方法の明確化やコスト負担への懸念などのコメント
が公表されており、約2年後の2004年9月末の義務表示のための規則制定の道のり
はかなり厳しいものになると予想される。

フィードロット飼養頭数、日本向けが国内向けを下回る(豪州)(full story)

【シドニー駐在員 井上 敦司 5月5日発】  豪州フィードロット協会(ALF
A)は4月29日、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)との共同調査による四半期
ごとの全国フィードロット飼養頭数調査の結果を発表した。これによると、総飼養
頭数は2003年3月末時点で68万5千頭と、前回調査時点の2002年12月末と比べ3%
減となったものの、前年同期比では5%増と依然高水準を保っている。仕向け先別
に見ると、豪ドル高などにより輸出向けが大幅に減少し、今回初めて日本向け飼養
頭数が国内向け頭数を下回った。

養鶏産業を取り巻く問題(インドネシア)(full story)

【シンガポール駐在員 木田 秀一郎 5月7日発】 インドネシアでは畜産物生産
コストを抑制し、安価な輸入畜産物との競争力を高め、国内畜産業の安定的発展を
推進することが急務とされているが、政府が課する輸出検査費用の負担の上乗せ等
が生産費削減の阻害要因となっている。また国産飼料作物の増産は進まず、生産の
半分以上を輸入に依存しており、飼料作物の作付面積の拡大や改良品種の導入など
による自給率の向上が期待されている。

GMOの表示に関する新たな規則を制定(ブラジル)(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 玉井 明雄 5月7日発】 ブラジルのルラ大統領は2003年
4月24日、遺伝子組み換え体(GMO)を含む食品などのラベル表示に関する新た
な規則を定めた大統領令 第4680号に署名し、翌4月25日付けの官報で公布した。
同法令は、GMOの混入が4%以上である食品に対しラベル表示を義務付けた2001
年7月18日付け大統領令第3871号を廃止するとともに、GMOの混入が1%以上で
ある食品、飼料、およびそれらの原料に対して、ラベル表示を義務付けている。

 

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