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◎欧州委、今後のBSE対策の指針を示す (full story) 【ブリュッセル駐在員 山﨑 良人 平成17年7月19日発】 欧州委員会は7月15日、今後のEUにおける伝達性海綿状脳症 (TSE)対策について、加盟各国、欧州議会および関係者と議論するための資料として、「指針(Roadmap)」を 承認した。これは、これまで実施してきたBSE対策の効果により、BSE陽性牛の頭数が減少し続けていることを 踏まえ、EUのBSE対策に関する特定危険部位(SRM)の除去月齢、動物性たんぱく質の飼料給与禁止措置(フ ィードバン)などについて、将来実施する施策の選択肢を示すものである。
◎米国農務省、カナダ産生体牛輸入再開へ向けた措置を公表 (full story) 【ワシントン駐在員 唐澤 哲也 平成17年7月19日発】 ジョハンズ米農務長官は7月14日、サンフランシスコ連邦 高裁によるカナダ産生体牛などの輸入再開に係る規則差し止めの仮処分を覆す決定を受け、30カ月齢未満の生体牛の 輸入を直ちに再開することとし、15日、今後必要な3つの具体的な措置を公表した。米国は可能な限り早急に輸入再 開を実施する意向とした上で、BSE最小リスク地域の規則と同等であることを保証するため慎重に措置を講じてい くとしている。
◎肉牛市場取引価格、過去最高水準に(豪州) (full story) 【シドニー駐在員 横田 徹 平成17年7月21日発】 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)が7月20日に発表した最 新の肉牛市場取引価格によると、東部地区若齢牛指標価格(EYCI)は、市場への出荷頭数減少を受けて上昇を続 け、19日には1キログラム当たり404豪セントと、2004年9月に記録した同398豪セントを上回る過去最高水準の高値 となった。MLAでは、価格上昇の要因について、肉牛供給頭数の減少と高まる肉牛需要を挙げており、このことが 価格を記録的な水準まで押し上げたとしている。 ○NZ、チリなど3カ国とFTA調印
◎牛肉調達先の多様化を模索(マレーシア)(full story) 【シンガポール駐在員 木田 秀一郎 平成17年7月21日発】 マレーシアでは牛肉消費量の約8割を輸入品に依存してお り、輸入品の約1割を豪州産牛肉が占めているが、と畜方法に関する問題により、従来同国向けに輸出する牛肉を生 産していた豪州のと畜場の大部分で現在ハラル認証が取り消されている。同国農業・農業産業省は従来から農産品輸 入依存体質からの脱却を目指しており、国内生産の拡大や調達先の多様化を推進している。
◎太平洋4カ国のFTAに署名(チリ)(full story) 【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成17年7月20日発】 チリ外務省国際経済関係総局(DIRECON)は7月18日、 チリ、ニュージーランド、シンガポール、ブルネイの太平洋4カ国(P4)が「戦略的経済連携協定(Trans-Pacific SEP)」に署名したことを公表した。今後、各国での国内の手続きを経て、確認書簡を送付、2006年1月1日から発 効する予定となっている。