9月の需給概要
国内の主要畜産物の短期需要動向を毎月トレースします
・原データは、巻末の参考資料を参照してください。
・( )内の数値は、対前年増減率です。
・牛肉および豚肉の数量は部分肉ベースです。
◇トピックス
◇牛 肉 生産量、依然高水準
牛肉の生産量は28,791トンとなり、16年3月以降、7カ月連続で前年同月を上回った。
◇豚 肉 東京・省令価格上げ止まる
6月から高水準を維持していた卸売価格は、輸入量の増加、猛暑による消費停滞などから、軟調となった。
◇鶏 肉 むね肉の荷動き活発、240円台に
今夏、比較的むね肉の荷動きが活発になり、8月、9月2カ月連続で、ほぼ2年半ぶりの240円台となった。
◇牛乳・乳製品 脱脂粉乳生産量、3カ月ぶりに前年同月を上回る
脱脂粉乳生産量は、16年7月以降2カ月連続で前年同月を下回っていたが、9月は3.0%上回り11,395トンとなった。
◇鶏 卵 鶏卵卸売価格、高水準続く
9月の東京・Mサイズは、196円、10月は204円となり依然高い水準で推移している。
今後、さらに高需要期に入ることから高値が予想される。
◇飼 料 とうもろこし輸入価格、8カ月連続で前年同月を上回る
9月のとうもろこしの輸入価格は、16年2月以降、8カ月連続で前年同月を大幅に上回り、21,003円となった。
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