畜産の情報－最近の畜産物の需給動向－２００４年３月　月報国内編

12月の需給概要

　国内の主要畜産物の短期需要動向を毎月トレースします
　・原データは、巻末の参考資料を参照してください。
　・（　　 ）内の数値は、対前年増減率です。
　・牛肉および豚肉の数量は部分肉ベースです。

◇トピックス

◇牛肉　米国産牛肉の輸入一時停止
米国でのBSE発生に伴い、米国産牛肉の輸入が12月24日から一時停止された。
なお、12月の牛肉輸入量は44,424トン（▲0.4％）となった。

◇豚肉　輸入量5カ月連続で前年同月を下回る
12月の豚肉輸入量は、54,657トン（▲8.5％）となり、8月から5カ月連続で前年同月を下回った。

◇鶏肉　鶏肉調製品輸入量、過去最高を記録
鶏肉調製品の輸入量は、13年12月の22,304トンを約4千トン上回る過去最高の26,193トン（20.0％）となった。

◇牛乳・乳製品　乳製品向け生乳処理量、7カ月連続で前年を上回る
乳製品向け生乳処理量は、305,872トンとなり、7カ月連続で前年を上回った。
30万トン台は、15年3月以来9カ月ぶり。

◇鶏卵　卸売価格再び下落
12月の東京・全農・Mサイズの卸売価格は、11月に若干もち直したものの前月を10円下回り、
前年同月を57円下回る156円／kg（▲26.8％）となった。

◇飼料　配合飼料価格、34カ月連続で前年同月を上回る
10月の配合飼料価格は37,371円／トン（1.8％）となり、34カ月連続で前年同月を上回った。

注：（　）内は対前年増減率

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