12月の需給概要
国内の主要畜産物の短期需要動向を毎月トレースします
・原データは、巻末の参考資料を参照してください。
・()内の数値は、対前年増減率です。
・牛肉および豚肉の数量は部分肉ベースです。
◇トピックス
◇牛 肉 輸入量、ほぼ前年同月並みとなる
牛肉の輸入量は、米国BSE発生の影響により減少傾向が続いているものの、
12月は前年同月をわずかに下回る43,652トン(▲1.7%)となった。
◇豚 肉 輸入量は、増加傾向で推移
12月の豚肉輸入量は、前年同月を20.6%上回る6万6千トンとなり、
-4月〜12月の累計が、既に前年度合計の9割にまで達した。
◇鶏 肉 輸入量、2カ月連続で前年同月を上回る
中国、タイなどの主要輸入国からの輸入が停止しているため、
16年10月までは前年同月に比べ輸入量が下回っていたが、11月以降2カ月連続で前年同月を上回った。
◇牛乳・乳製品 生乳生産量、6カ月連続で前年同月を下回る
生乳生産量は、北海道は2.8%、都府県は1.6%減となり、
ともに6カ月連続で前年同月を下回る、681万トンとなった。
◇鶏 卵 鶏卵卸売価格、強もちあい
品不足と需要期が重なったことにより、年末の卵価は高水準をさらに続伸し、
前月を16円上回る272円(東京・M)となった。
◇飼 料 配合飼料生産量、前年同月をやや上回る
11月の配合飼料生産量は、前年同月を5.1%上回り、
206万トンとなった。200万トン台になったのは16年3月以来9カ月ぶり
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