月報「畜産の情報」

2008年5月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

穀物需要の世界的拡大:背景とわが国の課題
東洋大学経済学部教授 服部 信司


【需給動向】

-国 内-
◇牛 肉 乳用牛への黒毛和種交配状況、北海道で下落傾向
 
◇豚 肉 中国産冷凍ギョーザ事件も一因か、国産豚ひき肉の販売増について
 
◇鶏 肉 平成20年度のブロイラー需給見通し、国産志向強まる
 
◇牛乳・乳製品 バターの小売価格が徐々に上昇、前年同月を2.4%上回る
 
◇鶏 卵 平成20年度鶏卵生産指針 価格安定のために1.7〜4.5%の減産を
 
◇飼料 配合飼料供給価格は穀物価格の高騰を受けて約4,500円の値上げ
 
-海 外-
◇牛 肉
米 国
E U
豪 州 豪州産牛肉輸出量は短期的に減少、中期的には緩やかな増加を予測
 
◇豚 肉
米 国 豚飼養頭数は3期連続で前年同期比6%以上の伸び
E U 2007年のEUの豚肉輸出はルーマニア・ブルガリアのEU加盟により大きく減少
◇鶏 肉
米 国
タ イ 鶏肉調製品の輸出価格上昇
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品
 
米 国 高値安定が続く米国の飲用牛乳価格
E U 2007年のEUの乳製品輸出額は増加
豪 州 2007/08年度生乳生産量は前年度比5.1%減、中期的には増加の見込み
 
◇飼料穀物
海 外 穀物、高騰する一方で貿易量は過去最大


【需給解説】

加工乳・乳飲料等の生産実態調査の結果について
─大手3社、乳飲料の生産シェアが増加─

酪農乳業部


【調査・報告】

飼料価格の日韓比較
調査情報部長 長谷川 敦
 
2008年米国牛乳乳製品需給見通し
─米国農業観測会議から─

調査情報部 調査課 伴 加奈子
ワシントン駐在員事務所 唐澤 哲也
 
豪州牛肉生産の短期・中期見通し
―干ばつ被害からの回復を予測―
調査情報部調査課 係長 井上 裕之


【海外駐在員レポート】

アルゼンチンの肉用牛生産のフィードロット化
ブエノスアイレス駐在員事務所 横打 友恵、松本 隆志
 
ベルギーのオーガニック畜産
〜安全志向の高まりから伸びるオーガニック食品〜

ブリュッセル駐在員事務所 小林 奈穂美、和田 剛

トピックス

◇北 米
JBS社の相次ぐ企業買収で米国牛肉業界に生じる構造変化
◇欧 州
2007年の農業生産者の収入は前年比5.4%増(EU)
◇オセアニア
GM穀物の導入は農業に大きな利益と試算(豪州)
◇アジア
肉豚生産者販売価格が大幅に上昇(タイ)
◇南米
大豆、ひまわりの輸出税を引き上げ(アルゼンチン)


【機構から】

「畜産業務について意見を聴く会」 の開催について
総括調整役 村尾 誠

平成20年度畜産物需給関係学術 研究情報収集推進事業の公募について
調査情報部情報課

「過剰野菜有効利用研究・実証事業」の実施主体の公募について(予告)
野菜需給部 助成業務課


【お知らせ】

平成20年度「民間実用化研究促進事業」のお知らせ
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター


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