月報「畜産の情報」

2011年3月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

畜産物需要予測の意義と課題
筑波大学名誉教授 永木正和



【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

牛肉・豚肉の輸入見込み数量

◇牛 肉 和牛の枝肉価格(東京)は、前月より価格は上昇したものの、引き続き前年割れ

◇豚 肉 在庫量減少し、豚肉卸売価格は上昇

◇鶏 肉 輸入増の中、国産品(東京)価格は下がらず

◇牛乳・乳製品 23年度生乳生産量、6年連続の前年割れと見込む─Jミルク

◇鶏 卵 卸売価格(東京・M)は10カ月連続で前年上回る

◇飼料 23年1月のトウモロコシ国際価格は急騰、2008年秋期以来の高水準へ
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 牛の総飼養頭数は減少、肉用牛価格は堅調に推移
E U
豪 州 2010年の牛肉輸出量はほぼ前年並み
 
◇豚 肉
米 国
E U 1月の豚枝肉卸売価格、2カ月ぶりに下落
◇鶏 肉
米 国
タ イ
ブラジル 
 
◇牛乳・乳製品 
米 国 生乳生産は増加基調、需給は改善の見通し
E U 1月の乳製品卸売価格、南半球の減産を受け高騰
豪 州 豪州の洪水被害による乳製品輸出への影響は限定的
 
◇飼料穀物
ぜい弱さが浮き彫りになるトウモロコシの国際需給
−市場関係者の注目は、米国の作付けの動き−


【調査・報告】

コントラクターの現状と展望および課題
〜北海道十勝の状況を一つの例としてこのテーマを考える〜

畜産・飼料調査所 御影庵 主宰 阿部亮 ほか


【海外情報】

逼迫に向かうトウモロコシの世界需給
國學院大學経済学部 教授 茅野信行

米国食肉パッカーの最近の情勢
〜寡占化の推移と家畜取引に関する規則案の影響〜

ワシントン駐在員事務所 上田泰史、中野貴史


【海外トピックス】

◇欧 州
欧州委、2018年までに豚の外科的去勢を自主的に終了する旨の宣言文を公表
◇オセアニア
豪州の洪水による農産物への影響
◇アジア
口蹄疫発生で豚肉の関税を引き下げ(韓国)
◇南米
農務省が2019年度までのアグリビジネスを予測(ブラジル)


【機構から】

「統計資料」提供のインターネット化のお知らせ
調査情報部情報課




農畜産業振興機構ホームページへ戻る