月報「畜産の情報」
2010年3月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
大切にしたい酪農ヘルパー制度
日本大学生物資源科学部 教授 小林信一
【需給動向】
- -国 内-
◇主要品目の直近月需給
◇牛肉・豚肉の輸入見込み数量
◇牛 肉 12月の枝肉省令価格(東京)は、37カ月ぶりに前年同月を上回る
◇豚 肉 豚肉輸入量が影響し、推定期末在庫は減少へ
◇鶏 肉 鶏肉在庫量は減少も、国産もも肉以外の価格は低調に推移
◇牛乳・乳製品 21年の牛乳生産量、かなりの程度前年を下回る
◇鶏 卵 年明け後も前年同月を上回り、卸売価格はキログラム当たり151円
◇飼料 トウモロコシの輸入価格、12カ月連続して前年同月を下回る
- -海 外-
◇主要畜産国の需給
- ◇牛 肉
- 米 国 米国の牛総飼養頭数は減少基調にあり前年同月比0.9%減
- E U
- 豪 州 2009年の牛肉生産量、輸出量ともに前年を下回る
-
- ◇豚 肉
- 米 国 米国豚飼養頭数は減少基調を維持
- E U 2009年10月までの域外輸出量は前年比で17%減少
- ◇鶏 肉
- 米 国
- タ イ
- ブラジル
-
- ◇牛乳・乳製品
- 米 国
- E U 飼料グレードの脱脂粉乳域内価格は介入買入単価目前まで低下
- 豪 州 2009/10年度上半期の生乳生産量、前年同期比6%減
-
- ◇飼料穀物
- 中東諸国で拡大する小麦需要、その中で米国産は高まらず
【需給解説】
需給動向を把握するための機構の業務と用語解説(牛乳乳製品編)
酪農乳業部 乳製品課、酪農経営課
【調査・報告】
北海道に新規入植した3人の酪農家の経営と理念
〜ゆとりある生活スタイルとマイペース酪農業を追い求める座談会より〜
畜産・飼料調査所 御影庵 主宰 阿部亮
畜産物の安全・安心システムの確立と生産情報公開
県立広島大学生命環境学部 教授 四方康行
【海外駐在員レポート】
- タイのブロイラー産業をめぐる最近の状況について
シンガポール駐在員事務所 吉村力、佐々木勝憲
ブラジル鶏肉産業の現状と今後の見通しについて
ブエノスアイレス駐在員事務所 星野和久、石井清栄
【海外トピックス】
- ◇北 米
- 米国環境保護庁は新たな再生可能燃料基準(RFS2)の最終規則を発表
- ◇欧 州
- チオロシュ次期農業・農村担当委員が公聴会でCAP の将来像などについて説明
- ◇オセアニア
- 豪州牛肉関係者は、EU向け高級牛肉(穀物肥育)に対する無税枠獲得を歓迎
- ◇アジア
- ASEAN 6カ国でほぼ全品目の関税が撤廃(東南アジア)
- ◇南米
- 2009年のフィードロット数は、前年比54%増(アルゼンチン)
農畜産業振興機構ホームページへ戻る