月報「畜産の情報」

2011年11月

ALIC

Monthly

目次

【話題】

農業の6次産業化で地域に活力を
－故郷を想い、地域農業を守る－

東京大学名誉教授、社団法人JC総研　研究所長　今村奈良臣

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　放射性セシウム問題の影響により低迷した9月の牛枝肉相場（東京市場）

◇豚肉　9月の豚枝肉卸売価格、下旬に400円/kg割れ

◇鶏肉　輸入鶏肉調製品は過去最高

◇牛乳・乳製品　1学期の学校給食用牛乳供給量、被災地を中心に減少

◇鶏卵　鶏卵の価格差補てん事業、4カ月連続で交付

◇飼料　23年10月～12月期の配合飼料供給価格、約1,000円値下げ

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国; E　U; 豪　州　2011/12年度の牛肉輸出は主要国で依然として低調の見込み
　
◇豚肉: 米　国　輸出に支えられ豚肉生産は増加傾向、11四半期ぶりに分娩頭数が前年を上回る見込み; E　U　豚肉卸売価格は前年を上回って推移する一方、繁殖用雌豚頭数減少

◇鶏肉: 米　国; タ　イ　ブロイラー生産量は上昇基調、国内価格の上昇は一服; ブラジル
　
◇牛乳・乳製品　: 米　国　生乳生産は2012年も増加傾向が続くが、増産ペースは緩やかとなる見込み; E　U　イタリア、天候不順で生産落ち込む; 豪　州　2011/12年度の乳製品生産量は、前年に引き続き増加; ブラジル　乳製品輸出が大幅減
　
◇飼料穀物: 米国農務省、2011/12年度の世界のトウモロコシ期末在庫率を大きく上方修正
　
◇中国: 旺盛な鶏肉需要と鶏肉価格ついに1キログラム当たり18元台に

【調査・報告】

長崎県における和牛生産の低コスト化と品質向上への挑戦
～離島・半島など条件不利地域の活性化～
中村学園大学　学長　甲斐諭

【海外情報】

最近のロシアの畜産事情 道都大学　名誉教授　柴﨑嘉之

韓国における口蹄疫発生とそれに伴う需給の変化および政府の対策 調査情報部　平石康久、藤井麻衣子、星野和久

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