月報「畜産の情報」

2010年8月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

担い手育成のための農業高校における職業教育の取り組み
岡山県立久世高等学校 教諭 佐々木正剛


【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

牛肉・豚肉の輸入見込み数量

◇牛 肉 黒毛和種の5月の肉用子牛取引頭数は、大幅に減少

◇豚 肉 5月の豚肉生産量はわずかに減少、輸入量は増加

◇鶏 肉 5月は輸入量増加するも、国内むね肉の卸売価格は上昇

◇牛乳・乳製品 21年度チーズ総消費量は、増加に転じる

◇鶏 卵 6月の鶏卵卸売価格は上昇

◇飼料 平成22年7月〜9月期の配合飼料供給価格は据え置き
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 好調な米国の牛肉輸出、前年を大幅に上回る
E U
豪 州 2009/10年度以降の牛と畜頭数および牛肉輸出量は減少の見込み
 
◇豚 肉
米 国
E U 2010年6月の豚枝肉卸売価格は前月比8.4%上昇
◇鶏 肉
米 国 米国、ロシアと鶏肉輸出再開に合意、今後の輸出増に期待
タ イ 増加傾向で推移するタイの鶏肉調製品の輸出
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国
E U 第3回目の介入買入在庫入札でも脱脂粉乳は全量不落に
豪 州 2010/11年度の生乳生産量は前年度比2%程度増加の予測
ニュージーランド 2010/11年度の生乳生産量は前年度比3〜5%増と予測
 
◇飼料穀物
今後10年間、生産増は見込まれているが価格は下がらず


【需給解説】

養豚基礎調査全国集計結果の概要
社団法人 日本養豚協会/調査情報部


【調査・報告】

共生するブロイラー産業と鶏ふん発電(宮崎県)
〜新たなビジネスモデルが生み出す「グリーン電力、肥料販売、雇用創出」〜

調査情報部 調査役 藤間雅幸


【海外駐在員レポート】

豪州の生体牛輸出の動向〜最大の輸出先であるインドネシア向けを中心に〜
シドニー駐在員事務所 玉井明雄、杉若知子


【海外トピックス】

◇北 米
米国農務省、家畜および食鳥取引の公正性を高めるための規則案を公表
◇欧 州
酪農乳業に関するハイレベルグループ報告書が公表(EU)
◇オセアニア
2010/11年度の冬穀物作付面積、生産量ともに前年度並みとの予測(豪州)
◇アジア
2010年第1四半期の鶏肉の生産額は好調に推移(フィリピン)
◇南米
2010/2011年度農業プランを発表(ブラジル)−環境配慮、貯蔵インフラ、中規模支援がポイント−




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