月報「畜産の情報」
2011年7月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
地域特性に基づいた『知産知消』
東北大学大学院農学研究科 教授 伊藤房雄
【需給動向】
- -国 内-
◇牛 肉 22年度の牛肉需給、生産量は微減、輸入量はかなりの増加
◇豚 肉 22年度の豚肉需給、生産量はやや減、卸売価格はかなり上昇
◇鶏 肉 国内供給が低調の中、4月の鶏肉・調製品輸入量は増加
◇牛乳・乳製品 22年度の生乳生産量、5年連続の前年度割れ
◇鶏 卵 22年の鶏卵生産量は3年ぶりに増加
◇飼料 22年度配合飼料生産量、前年度比1.5%減
- -海 外-
◇主要畜産国の需給
- ◇牛 肉
- 米 国 天候不順の影響などにより牛肉需給にやや緩和の兆候
- E U
- 豪 州 5月の肉牛価格は依然高値も、輸出需要の低迷等を受けて値下がり
-
- ◇豚 肉
- 米 国
- E U 豚枝肉卸売価格は4カ月連続で上昇するも、5月に入り軟化
- ◇鶏 肉
- 米 国
- タ イ
- ブラジル 第1四半期の輸出は数量・金額とも増加
-
- ◇牛乳・乳製品
- 米 国 乾牧草の価格高騰などにより酪農家の収益性は低下
- E U 2010/11年産の生乳供給量、前年度比2.1%増の1億3672万トン
- 豪 州 2011/12年産の初期乳価、各社とも引き上げ
- アルゼンチン 2010年の主要乳製品の輸出金額は軒並み増加
- インド 急増する乳製品需要と不足する生乳生産
-
- ◇飼料穀物
- 天候不順により2011/12年度の米国トウモロコシ作付面積を下方修正
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- ◇中国
- 高値で推移する鶏肉価格と増加の続く鶏肉調製品輸出
-
【調査・報告】
地域に密着した「石垣牛」のブランド化戦略
九州大学大学院農学研究院 教授 福田晋
【海外情報】
- 世界の農畜産物供給国となったブラジルの取り組み
〜中西部を中心に〜
調査情報部 星野和久、岡千晴
【機構から】
平成23年度畜産関係学術研究委託調査の公募について
調査情報部
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